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2022.11.16

ユーグレナGENKIプログラム

なぜ、バングラデシュなのか?


バングラデシュ人民共和国は、南アジア(インドの東側)に位置する人口約1.6億人の低中所得国*1です。このバングラデシュが抱える問題の一つが、子どもたちの栄養問題です。バングラデシュでは、5歳以下の子どもの半分が貧血状態*2にあり、また、ビタミンA、B12、鉄分、亜鉛等が不足しがちで、5歳以下の子どもの36%、約550万人が発育不全状態に陥っています*3

ユーグレナ社の創業のきっかけは、社長の出雲が学生時代に訪れたバングラデシュで、必要な栄養素が足りず栄養失調となっている子どもたちを目の当たりにしたことでした。「なんとか彼らが、健康に生活できるような栄養源をみつけたい」・・・そんな思いで、日本に戻った出雲が出会ったのが、豊富な栄養素をバランスよく持つ微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)でした。

ユーグレナ社は、この創業理念の地であるバングラデシュの子どもたちの栄養問題解決を目指して、2014年4月に「ユーグレナGENKIプログラム」を開始しました。


ユーグレナGENKIプログラムとは?


「ユーグレナGENKIプログラム」では、豊富な栄養素を持つユーグレナ入りクッキーを、バングラデシュの子どもたちに無償で配布しています。プログラムで配布する1食分のユーグレナクッキーは6枚。この1食で、バングラデシュの子どもたちに特に不足している栄養素1日分を提供できます。

「ユーグレナGENKIプログラム」の活動は、プログラム対象商品をお買い上げいただいた際の売上の一部を協賛金として充てることで運営しております*4。プログラム対象商品はユーグレナ社およびユーグレナ・グループ各社の全商品(食品・化粧品など)*5、ならびにパートナー企業の指定商品*6です。お客さまは、これらの商品をお買い上げいただくことで「ユーグレナGENKIプログラム」に参加し、バングラデシュの子どもたちの栄養改善を目指す活動を応援することができます。


これまでの活動の軌跡


「ユーグレナGENKIプログラム」は、2014年4月の開始以来、多くのお客さまからの支援により活動規模を拡大しております。2022年12月時点で、95校、約1万人の子どもたちに、平均週5日のユーグレナ入りクッキーを配布しており、配布数は累計1,500万食を突破しました。

1日当たりクッキー配布生徒数(人)

2022年12月末時点

累計クッキー配布数(万食)

2022年12月末時点

その他の活動


ユーグレナは子会社と共同で国連世界食糧計画(WFP)と事業連携し、バングラデシュの小規模農家の所得向上支援や同国に流入するロヒンギャ難民の食料支援などを手掛けています。クッキーを届けるだけではなく、バングラデシュに住む約6000人の農家に対して、もやしの原料である緑豆を育てるための技術を提供し、ユーグレナが高値で買い取ることで所得向上につなげ、難民キャンプ周辺に住む住民の雇用創出をしていきます。

2019年~2021年は同様の取り組みでWFPとの事業連携の結果、ロヒンギャ難民に対して100万食分の緑豆を供給してきました。現在は2回目のWFPとの事業連携を進めています。

まとめ


ユーグレナ社創業のきっかけは、社長の出雲が学生時代に訪れたバングラデシュで、栄養不足に悩む子どもたちを目の当たりにしたことでした。「ユーグレナGENKIプログラム」は、グループの商品をお買い上げいただいた売上の一部を協賛金として、バングラデシュの子どもたちに栄養豊富なユーグレナ入りクッキーを無償で配布いたします。より多くの人に充分な栄養素を届け、すべての人の幸せをお手伝いしたい。その理念のもと、未来を担う子どもたちが、健康に暮らせるその日が訪れるまで。私たちは活動を続けます。

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